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保育士の派遣がパート・アルバイトより給料が高い理由

投稿日:2018年6月17日 更新日:

正社員で働いていた多くの保育士が結婚、出産後の復帰でパートやアルバイトの非正規雇用の働き方を選択しています。

フルタイム、早朝・夕方保育のみなどの短時間と自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を選べるメリットがあります。

しかし、同じ非正規雇用でも派遣の方がパートより給料(時給)が高いです。

この記事ではその理由を紹介します。

保育士の派遣とパートの違い

そもそも「派遣」って何? パートと何が違うの? と疑問の方に向けて違いを紹介します。

保育士のパートは、保育園と直接雇用契約を結ぶ「直接雇用」です。

一方、派遣は、派遣会社と雇用契約を結び、保育園でお仕事をします。

派遣 正社員
雇用主 派遣会社 保育施設
(企業・団体)
給料の支払い 派遣会社 保育施設
勤務地 保育施設 保育施設
業務の指示 保育施設 保育施設
雇用 有限 無期限

 

働く場所は同じ保育園ですが、給与規定は保育園・派遣会社と別々の会社が行います。

労働基準法などの労働基準関係法令は、一部は派遣先(保育施設)が責務を負いますが、基本的には派遣労働者の雇用主である派遣会社が責務を負います。

保育士の派遣の給料をパートと比較!

保育士派遣は、非常勤保育士の給料の相場よりも高いです。

同じ非常勤でもパート時給1,000円前後に対して派遣社員は時給1,200円以上が相場です。

パート時給に関してはタウンワークにて以下のようにまとめてありました。

参考保育士・幼稚園教諭のアルバイト・バイト・パートの平均時給

パートと派遣を簡単に比較してみると以下のようになります。

パート 派遣
時給 1000円前後 1200〜1800円

保育士派遣の手取りはいくら?

フルタイム(1ヶ月20日、8時間)で働いた際の比較してみました。

パート 派遣
時給 1000円 1200円
月給 160,000円
(160時間×1000円)
192,000円
(160時間×1200円)
残業代
※1
6,250円
(残業5時間、サービス残業5時間)
7500円
(残業5時間・サビ残0時間)
社会保険料
※2
-24,284円 -28,586円
手取り 141,966円 170,914円

※1:1日8時間超過時は25%割増賃金です。
※2:2018年調査時の社会保険料です。

こうして比較するとフルタイムで働くパートと派遣社員の給料では手取りが3万円ほど違ってきますね!

ここで注目して欲しいのは、働いた時間に反映されてない労働時間です。

保育士 パートなのに正職と同じ職務をやらされる?

半日しかいないのにリーダーをやるのは普通なのでしょうか?正職の保育士の数は子どもの人数に足りています。半日しか保育の現場にいないのに、リーダーや月案、週案をやるのは見ていない時間が月の半分もあるのにいいのでしょうか?

引用発言小町

保育士の仕事で負担になっているのが、保育以外の仕事…月案、週案、誕生日会や避難訓練のなどの指導計画です。

知り合いの保育士10名以上にインタビューしたところ、公立・私立の保育園共に求められており、保育時間内にできず持ち帰り仕事でやっているそうです。そして、その指導案には給料が反映される割に合わないと感じています。

子育てが忙しいからパートにしたのに、持ち帰り仕事が多かった…。」

しかし、保育士派遣の場合はこれらの持ち帰り仕事はありません。そういった意味でも割にあった時給を実現できます。

派遣社員は「サービス残業・持ち帰り仕事」厳禁です。派遣会社から守られているため、時給に見合った給料をもらえます。

参考保育士派遣はサービス残業・持ち帰り仕事なしで人気

保育士派遣がパート・アルバイトよりも時給が高い理由

保育士の派遣がパートよりも高い理由は、保育施設側から高い派遣料金をいただいているからです。

派遣保育士の給料の仕組み

保育士派遣の給与 = 派遣料金(保育園の支払う金額) ー マージン(派遣会社の利益)

直接雇用でパートを雇った方が良いのでは?と思われるかもしれません。それでも高くても派遣を使うメリットがあるのです。

そのメリットは次の3つです。

  1. ニーズに合わせた対応ができる
  2. 採用コストの削減
  3. 管理コストの削減

保育士派遣の時給が高い理由1:ニーズに合わせた対応ができる

保育士の現場では、様々な問題がおきます。

よくある問題 ニーズ
延長保育利用者の増加 利用者がいる間は早朝・延長対応の保育士が欲しい
産休・育休職員の代替え 1年〜3年だけの産休代用の保育士が欲しい
急に保育士がやめてしまった
(入院してしまった)
明日にでも保育士が欲しい

こうしたニーズに答えられるのが派遣という仕組みです。

一定期間だけ保育士が欲しい保育園にとっては派遣料金が高くても結果的にコストを抑えられるのです。

保育士派遣の時給が高い理由2:採用コストがかからないため

保育士を採用する場合は求人広告を出さなければなりません。

アルバイトの場合、新聞広告、タウンワークの小さな一コマで3万円〜。求人広告サイトの掲載で10万〜の費用がかかります。(地域やサイトによって若干異なります)

こうした採用活動をしても、

  1. 反応がなかった
  2. 求めている人材が応募しなかった
  3. 採用したけどすぐにやめてしまった

というリスクを抱えています。そのため、採用コストをかけるより派遣が選ばれています。

保育士派遣の時給が高い理由3:管理コストがかからないため

パートや正社員を採用すると、賞与・退職金・社会保険等の付帯経費の負担が増えます。特に理由1でも解説したように『必要な時に必要な人材を確保したい保育園』にとっては余計な負担となります。

しかし、派遣であれば、派遣会社で給与や社会保険を負担してくれるため、手続きが不要となります。

保育園の人事・経理業務の煩雑さを派遣会社に丸投げできることから、管理コストを削減できるメリットがあります。

総合的なコストを換算すると派遣の方が安い。そう判断を下した保育園では喜んで派遣料金を支払ってくれます。そして、その恩恵を派遣保育士が受けれるのです。

パートよりも高時給な派遣で働こう!

保育士の派遣は、パートよりも高く設定されています。

保育士派遣に関わる保育施設・派遣会社・派遣保育士の3者にメリットのある働き方です。

注目されている派遣でパートよりも高時給で働きましょう!

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